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歯列矯正とは

歯列矯正とは、読んで字のごとく歯の列を正しく並べることです。 歯並びを変えることで口元の印象も変わり、素敵な笑顔で人と接することができるようになります。

しかし、矯正治療は、歯の並びを良くして見た目の改善をするだけのものではないのです。 ただ歯が綺麗に並んでいるだけでは「良い歯ならび」とはいえません。 「歯のならびを変えることでしっかり噛めるようになった!」 「歯磨きがしやすくなった!」など、機能面が良くなって初めて「良い歯ならび」と言えます。

また、矯正治療を受けることにより、口元だけでなくお顔全体の印象を変えることができる、最適な時期が存在します。 矯正治療は保険の範囲外であり治療期間も長期間となります。 歯科医師の立場からすると、せっかくお金と時間を要する治療を受けていただくのならば、患者様にとってより高い効果をもたらす時期を選択されるのが望ましく思います。

歯列矯正を始める最適なタイミングは?

歯列矯正には、始めるタイミングによって1期治療と2期治療に分かれます。 当歯科医院では、1期治療は、就学前から小学生の低学年の時期の間に開始します。 また、2期治療は乳歯がなくなる、小学生高学年から始めます。

1期治療の特徴

1期治療では、ケースにもよりますが、歯の位置を動かすというよりも歯の周りの筋肉が正しく作用するように指導します。筋肉が適正に働けばほとんどの子どもの歯は正しい位置に並んできます。この時期のお子さまの中には、舌の位置が悪いために、無意識になると口をぽかんと開けてしまったり、口呼吸になったり、飲み込む時に変な癖があったりと、問題を抱えているお子さまがいらっしゃいます。

そこで、その問題を、取り外しのできる「トレーナー」と言う装置をつけていただいたり、筋肉のトレーニングをしたりすることによって改善していきます。 結果的に歯ならびだけでなく、お顔全体の印象も変わってきます。 鼻呼吸が確立すると、目が大きくなり、顔面が前方向に成長するので彫りの深い顔になります。口角も上がり精悍な顔つきになりやすくなります。

さらに、口が閉じることによって口呼吸をしなくなり、吸った空気が鼻というフィルターを通すことになるため、アレルギーになりにくくなるのです。 欠点は、期間が延びること、2期矯正が必要になった際には追加で治療費が必要となることです。 しかし、1期矯正だけで治ることもありますので、ぜひ1期矯正から始めることをお勧めします。 詳しくは診療メニューの「子どもの矯正」という部分をご覧ください。

2期矯正の特徴

2期矯正は、永久歯に生え変わった小学生の高学年くらいから始めて、ほとんどの場合は2~3年くらいで終わります。装置は歯に「ブラケット」という取り外しのできないものをつけ、「ワイヤー」という針金をかけます。また、歯を並べるスペースを確保するために余分な歯を抜歯することがあります。

利点は、1期矯正に比べ矯正の期間が短くて済みます。しかし歯の位置のみの歯列矯正となるので、筋肉との調和は難しく、後から「保定装置」という装置をつけないと、後戻りを起こしやすくなります。

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